読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

コンテンツマーケティングとは、企業と生活者の間にきっかけとなる共通項を作り出すこと

 

コンテンツマーケティングとは、企業と生活者の間にきっかけとなる共通項を作り出すこと

一方的なメッセージでは煙たがられることが多い一方、生活者は自分の生活を豊かにするための情報を求めています。この「企業が伝えたいこと」と「生活者が知りたいこと」のギャップを「適切なコンテンツ」で埋めることでコミュニケーションを成立させるのがコンテンツマーケティングです。

コンテンツマーケティングの革新的なところは、この考え方であり、コンテンツマーケティングの一部を切り出してみても、単なるWebマーケティングソーシャルメディアマーケティング、動画マーケティングであり、その本質を知ることはできません。

コンテンツマーケティングの4つの型

コンテンツマーケティングは「適切なコンテンツ」の種類によって以下の4つのタイプに分類できます。

(1)エデュケーショナル型

エデュケーショナル型は、いきなり商品を売り込むのではなく、お客様の疑問や困りごとに対してコンテンツで答える手法です。

商品購入にあたり、あふれるほどの選択肢がある現代において、お客様は疑問を持っているはずです。普段は気にならないけれど、いざ購入を考えると「ジューサーとミキサーはどう違うのか?」、「縦型とドラム型ではどちらの洗濯機がいいのか?」という疑問が急にわくのではないでしょうか?こうした疑問に対して的確に答えることにより、見込み客がまだ漠然としたイメージしか持っていない段階から関係性を構築し、商品購入を手助けしていくのがエデュケーショナル型の考え方です。このようなコンテンツは、一過性の広告とは違い、同じような疑問を抱く生活者がいる限り有効であり、資産となっていきます。

また、お客様に商品を正しく選ぶ知識を身につけてもらうことにより、購入した商品の満足度、そして購入体験そのものの満足度が高まり、その後の口コミも期待できます。海外での事例になりますが、埋め込み型のプールを販売しているRiver Pools and Spas社は、お客様の疑問に徹底的に答えることで成功した事例です。エデュケーショナル型は、商品に深く関連した情報を、ホットな見込み客に対して提供したい場合に特に有効です。

エデュケーショナル型は、見込み客が知りたい深い情報できっかけを作る

(2)コンテンツSEO型

コンテンツSEO型は比較的新しい手法です。Googleが新しい検索アルゴリズムであるハミングバードアップデートを2013年9月に発表して以来、SEOの視点がキーワードや被リンク数からコンテンツの質重視へとシフトしました。コンテンツマーケティングを行うことがSEO対策になるようになったのです。

考え方としては、エデュケーショナル型とほぼ同じですが、敢えて違いを強調するならば、エデュケーショナル型が、わかりやすさを追求し、お客様が認知、検討、決定と購買プロセスを進む過程における離脱率の少なさを重視する一方、コンテンツSEOはその名の通り、検索順位を重要視するということです。

またコンテンツSEOの場合は、ロングテールキーワード狙いの比較的ライトな情報を量産して、結果的に幅広い層に対する間口を用意するという手法が採られることも多いといえます。情報をアクティブに検索している見込み客が多い場合に有効です。